土木部
Y.T.さん

私が池下工業を選んだのは、建設業として長い歴史を持つこの環境で、自分をどこまで成長させられるか挑戦したいと思ったのが一番の理由です。実は、母校の工業高校から当社に入社した前例はこれまでありませんでした。周囲に相談できるOBがいないことに少し不安もありましたが、それ以上に「自分が第一号になって新しい道を切り拓く」というワクワク感の方が大きかったです。そういった思いから、伝統ある会社で確かな技術を学び、いつか母校の後輩に胸を張れるようになりたいと入社を決意しました。

まず感じるのは、社員一人ひとりの知識や技術力がとにかく高い会社だなということです。先輩方の判断の速さや的確さに驚かされることばかりで、毎日が勉強になります。また、若手社員の団結力が強いのも大きな魅力です。自分の現場だけでなく、他の現場で困っているメンバーがいれば自然と助け合える文化があり、孤独を感じることがありません。切磋琢磨しながらもチームで支え合って仕事ができる温かい雰囲気が、私はとても気に入っています。
現在は「現場代理人」という立場で、工事全体の指揮を執る役割を任されています。発注者の方からのご要望を正確に汲み取り、それを実際に作業を行う職人さんたちに伝えて形にしていくための「調整役」が主な仕事です。日々の施工管理では、工程が予定通りに進んでいるかの確認はもちろん、作業員の安全確保や品質の維持など多岐にわたります。天候や資材の状況など予期せぬ変更にも臨機応変に対応し、関係者全員が一体となって一つの構造物を造り上げていく過程を最前線で管理できるのが、この仕事の面白さです。

今の建設業界は、20代の若手と50代のベテラン層の間に少し世代のギャップがあるのが現状です。だからこそ、私たちがその間の世代をしっかりと支え、現場の最前線でバリバリと仕事をこなせる「一人前の技術者」になる必要があると感じています。まずは目の前の現場を確実に完遂して経験を積み、ゆくゆくは「あいつに任せておけば安心だ」と周囲から信頼され、若い力で会社全体を力強く引っ張っていけるようなリーダーを目指して走り続けたいと思います。